あ〜ぴょんの山レポ

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〜 2002年9月15日:千本山傘杉堂まで 〜

9月15日、10月6日に馬路村魚梁瀬の千本山に登った。
9月15日は途中で雨がパラついてきたので尾根筋手前の傘杉堂から引き返した。

馬路に行ったのはもうずいぶん昔、アルバイト先の慰安旅行で馬路温泉に泊まって以来だ。
バイト先の店長が運転する車で不案内な道をどんどん走り、
知らぬまに馬路温泉を通り越して魚梁瀬の手前で人に聞き、引き返したことを覚えている。

そのときもずいぶん遠かったが、自分で運転するとやっぱりものすごく遠い。
国道55号線から安田町へ折れて、のんびりした道をどんどん奥へ・・・、
思ったより車の往来が激しい。9月15日に友人と二人で行ったときは、
馬路温泉手前の橋のたもとに交通整理の人が二人いて、誘導されそうになった。
なんか、マラソン大会をやっているらしかった。

千本山へ行きたいのだと伝え、次の分岐を上の道へと教えてもらって先へ進んだ。
その分岐にまた案内の人。ここ、慰安旅行で間違えて通った場所だ。
下へ行くと馬路温泉へ、上の道は馬路の中心街を抜けて魚梁瀬に通じる道、
うんうんと自分の中でうなずきながら、千本山登山口を目指す。

馬路小学校を通り過ぎると民家が切れ、しだいに上りとなり、ダム湖が見えてくる。
峠直前には展望所があり、ロックヒル式の魚梁瀬ダムを見下ろせる。
また、展望所にはダムに沈む前の魚梁瀬の街並みや、活気溢れる森林鉄道の駅の様子などの
写真が展示されていて、近くにトイレもあるので休憩も兼ねて立ち寄るといい。

峠から下りになると「ようこそ魚梁瀬へ」の看板、右にカーブしてさらに進んで、
ダムの展望所から見えていたつり橋を渡ると丸山台地に着く。

ここはダム湖に沈んだ200戸あまりの民家を移転するために造成された台地で、
森林公園内には魚梁瀬温泉やテニスコート、喫茶店などがあり、
森林鉄道を再現した踏み切りを渡って入っていくようになっている。下山後には立ち寄りたい。

魚梁瀬中学校を通り過ぎ、「←千本山」の表示に従って奈半利川沿いの道を奥へ進む。
30分ほどで「石仙こくせん」という渓谷を通り過ぎるとやがて西川渓谷の駐車場に着く。
はじめ、ここが登山口かと思って車を降りてみたが、川原へ下りる道はあっても
登山口であるはずの「千年橋」というつり橋が見当らない。

 「もっと先へ行かんといかんろうかねえ。」

と言いながら再び車へ乗り、さらに進んでみた。
この辺から未舗装となり、右カーブの先で渓を渡った。

 「なんだ、まだ先があるがか!」

馬路温泉の分岐で、"まだ1時間ぐらいかかる"と言われたのはあながち大げさでもなかった。

10分ぐらい走ると西川渓谷とよく似た駐車場所があり、千本山の大きな案内板が
設置されていた。やっと着いたか!安田町から約1時間20〜30分
西川林道はその先でゲートがかかり、一般車両は通れない。
けっこう車が何台も止まっていてびっくりした。こんな奥まで来る人は来るということか。

雲行きが怪しいので山頂まで登らんと帰って来ようと言いつつ、千年橋を渡る。


登山口にかかる、千年橋

なかなか格好のよいつり橋だ。渡るとすぐに大杉。かっつけ(足場が狭い)なので、
首が折れるほど見上げないと上部が見えない。ここからしばらく、樹林の中を登って行く。
杉の根の保護のため、手すり付きの長く立派な木道が約30分も続いて驚いた。
自生しているのは杉だけではなく、サカキの大木、シキミ、ミツバツツジ、ホウノキ、
カゴノキ、ミズキ、など、名札がたくさんかかっていてずいぶん木の勉強になった。

木道が終わると赤テープをたどりながら進むが、長いジグザク道にはショートカットできる
直登路も多く、どう行っても先でメイン道につながる。が、時々、杉の植樹場への別れもあるので
そちらには足を踏み入れないように注意しながら登ると、登山口から約40分で
親子杉の休憩所に到着。ベンチがたくさん並べられている。


親子杉に到着。山の学校が開けるぐらいのベンチの数。

このあたりからしばらくはたいした登りもなく、杉の大木を眺めながらツルシキミの群生の中を
のんびり進んでいると写真場、鉢巻落とし、木の根元がうろになって雨宿りができそうな
杉の根株など、カメラを取り出すのに忙しい思いをしながら進む。


↑鉢巻き落し。杉の肌がすっごききれい!

←写真場。静かで気持ちいい。

登山口から約1時間20〜30分で傘杉堂に到着。奥のほうには展望台があり、
遠く魚梁瀬ダムを望むことができる。高度感もあり、けっこう登ってきたんだなと思う。
また、「真優美杉」と名付けられた美しい木肌の杉は必見。
9月15日はこの辺で雨がぱらついてきたので引き返した。


傘杉堂の奥にある展望所からダム湖が見える。

千年橋に戻った頃には雨が止んだので、川原に下りてお弁当を食べた。
タオルを清流に浸して顔と首を拭く。川原でお弁当なんて、子供の頃の遠足を思い出す。
帰りに魚梁瀬温泉で汗を流して帰路に着いたが、途中の分岐を奈半利川沿いに下ってしまい、
めっちゃ遠回りをしてしまった。
車がほとんど通らず、タイムスリップしたような景色に逆にわくわくするので一度は通って欲しい、
オススメの道です。


千年橋の下の川原に下りて(上流側)


澄んで川底が見える清流

10月6日の千本山登山へ

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