あ〜ぴょんの山レポ

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2000年11月5日:蟠蛇森須崎市上分檜生ルート登山

須崎市上分ではこの時期、毎年子供会恒例の蟠蛇森登山が行われている。
蟠蛇森への登山ルートは、須崎市桑田山からのルート、佐川町川ノ内から朽木峠経由で尾根に
取り付くルートがガイドブックで紹介されているが、この上分 檜生(かみぶん ひそ)からの
ルートは地元の人しか知らない。
というか、地元ではメジャーなルートなのだろうが、たぶん普段登る人はほとんどいないと思われる。
毎年登山前に刈り上げをして当日に備えているらしい。

わたしも、恒例登山のことは知っていたが、今回初めて一緒に登らせてもらうことにした。

朝8時30分、国道197号線の平野橋付近集合。ちょうど、県道道ノ川田ノ地線の分岐が
あるあたりだ。そこから県道へ入り、さらに橋を渡って市道を歩いて行く。

ルート図
今回のルート

集合
総勢約90名

登山口まで約15分ぐらいだろうか。前方には目指す蟠蛇森が正面に…。

檜生の市道
市道を登山口まで歩いて行く。

市道の行き止まりの少し手前、左手に登山口がある。杖が何本も立てかけてあるが、
いつもあるのかどうかはわからない。

登山口
登山口。表示はないが、わかりやすいと思う。

右手に畑を見ながら進んだのち、植林帯に入る。沢沿いに谷をつめたあとは、
尾根に取り付くための急な登りとなる。

かなりきつい勾配なのだが、なにしろ90名近い人数なので、ものすごくゆっくりしたペース。
最後尾近くを歩いていたわたしは、かなりラクをさせてもらった。登り始めて40分ほどで尾根。

尾根道
尾根道を行く。前方に山頂が見えるのだが、
ここからまだ2時間ほどかかる。

尾根道になると、両側にはコウヤボウキの花がいっぱい咲いていて、嬉しくなる。
なんとはなしに好きな花なのだ。

コウヤボウキ
コウヤボウキ(キク科)木本。ブレていてすみません。<(_ _)>

尾根に出てから約50分、左手に分岐があった。聞くと葉山村の新土居からの道とのこと。
ん?もしかして朽木峠からの道?でも、以前わたしが佐川町から朽木峠経由で登ったときは、
こんな広くていい道じゃなかった。ひたすら尾根の半ヤブをたどり、稜線の少し北側下の
けもの道のような踏み跡を進んだ。そのせいで、帰りはひどい目にあったのだ。
こんないい道があったのか。朽木峠から少し葉山村へ下ったところから伸びているのかもしれない。

しかし、尾根から少し左手に下がり、植林帯に入ると大岩が出現。
あれ?この岩のあたりは見覚えがある〜。

どうやらあのときわたしは、朽木峠からけもの道と正しいルートを行ったり来たりしながら
登ったらしい。
その証拠に、この大岩を過ぎたあと、道は大きく右に折れ曲がり、再び尾根に出るのだ。
それをあのときのわたしは、まっすぐ進んだような気がする…。いや、曲がったけれど、そのあと
尾根の少し下を平行に進んだか。

大岩
右手の岩には見覚えがある。

こんなにきれいに刈り上げされていなかったし、踏み跡もしっかりしていなかったから、
あのときはほんとうに苦労した。なにはともあれ、今は道がしっかりしているので、迷うことはない。

再び尾根に出て、あと一息?と思ったが、甘かった。そこからの道はズリコケの急坂。
だらだらだらだらといつまでも登りが続く。特に急な場所はロープまで張ってある。
葉山からのルートとの分岐から約1時間15分もかかって山頂に着いた。
登山口からは2時間40分。

まあ、今回は例年に比べてかなりスローピッチだったらしく、数段登っては立ち止まるの
繰り返しだったから、正直ずいぶん助かった。単独だともっと早く着けるだろうが、
しんどいかもしれない。


蟠蛇森山頂。広い公園になっている。

山頂は、アセビの大木が立ち、すでにツボミをつけている。
春にはハルリンドウのかわいらしい花が顔を出すのだが、秋に咲くリンドウもけっこう生えていた。


リンドウ(リンドウ科)

お昼を食べたあと、宝さがしなどをして午後2時過ぎに下山開始。
下山も後ろの方についたが、わたしのうしろの女の子2人が滑りそうになるたびに
ワーワーキャーキャー。もう、賑やかなんてもんじゃない。金切り声があたりに響く。
そのたびに、後ろから滑り落ちてくるんじゃないかとビクビクしながら下りた。
足元を救われたらひとたまりもない。

どうやら滑るのを恐がる反面、楽しんでもいるようだ。
ふざけているとケガをするかもしれないので、「落ちてこんとってよ〜」と注意する。

そのうち、「つま先が痛〜い!」と言い出した。わざと滑るからだ。おいおい走っちゃだめだ。
そうこうするうち、その子がとうとう足首をひねってしまった。引率の先生も覗きこんで
心配していたが、幸いたいしたことはなかったようで、そのあとも金切り声は山中に響いていた。

あまりの五月蝿さに、わたしはとうとう前のおばちゃん3人を追いぬいて、どんどこ下りてしまった。

  注:蟠蛇森は、畑仕事中などにマムシに咬まれる事故を聞きます。
    登られるなら、晩秋から早春にかけてが無難かと思われます。

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