たんねある記

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〜2004年12月11、12日/六甲山縦走レポ2日目〜

翌朝、午前5時過ぎに目を覚まし、6時にはホテルを出た。体調は悪くないようだ。
ジャグジーで逆上せた影響もなさそうでホッとする。
ホテルの駐車場でお湯を沸かし、昨日買っておいたパンなどを食べて出発。
時刻は午前6時45分。駐車場のすぐ上に縦走路があるので、そこから今日の行程が始まる。
例によって、エルク号は回送してもらう。

オテル・ド摩耶の駐車場を出発。 土道に入って「アゴニー坂」というのを下る。

笹の茂る登山道をいったん下り、車道に出たりしながら六甲山への
長い道のりを歩いていく。今日歩く道のりは、20kmぐらいとのことで、
最終的には宝塚まで行く。そのあと有馬温泉に入って帰路に着く予定だ。

六甲山縦走2日目の六甲山までのルート図(244b)

少し車道を歩いてから峠越えをして、1時間ほどで「三国岩」という岩の上に寄り道。
岩の上に登ると、摩耶山と「オテル・ド摩耶」を望むことが出来た。

摩耶山と、少し下に「オテル・ド摩耶」が見える。

以後は別荘が建ち並ぶ舗装道をテクテク歩く。
個人の別荘、いろんな会社所有の別荘がいっぱい建っている。

 「じゃ、わたしはここで。」

などと、立派な別荘に入っていくフリをしたり、ふざけあいながら歩くのだが、
やっぱり舗装された道は足の裏が疲れるので、あ〜ぴょんは苦手。
土道に上がるとホッとする。

六甲山のロープウェイ乗り場近くから、日本最古のゴルフ場の中の道を通ったり
しながら峠をいくつも越えていく。途中にある「みよし観音」では、その由来を読んで
あ〜ぴょんは泣きそうになってしまった。

みよし観音。
昔起きた航空事故で命を落とした
若い女性乗務員さんを
悼んで建てられている。

「極楽茶屋」の先で、いったん「住職さん」と合流。
そして午前10時35分に六甲山の最高峰に到着。
手前の階段を登っているとき、あ〜ぴょんは我慢できなくなって思いっきりダッシュしたのだけど、
最高峰の段へ飛び乗ろうとして、自分の足とストックが段につかえて前につんのめってしまった。
駆け上れるつもりが、高さが足りなくてコケるのは、実年齢を忘れている証拠?

六甲山最高峰で。(931.3m)

少し奥へ行くと、以前、山頂があった広場があり、見晴らしもよくてのびのび気分。
あ〜ぴょん久々に「シェー」をやってしまった。

もう一つの山頂。すごい広い。
ちょっと薄雲が広がり始めている。

しかし、例のごとくまたそろそろお腹が減ってきた。六甲山の少し下の食堂でお昼と聞き、
あ〜ぴょん喜ぶ。卵丼を注文して食べた。
その後、エルク号を最終地点まで回送しなければならない「住職さん」と分れ、
私たちは残りの行程を歩くべく出発した。残りっつってもまだまだ長いぞ。

六甲山縦走2日目六甲山から塩尾寺まで(232b)

ほとんど下りが多いのだが、それでもときどき峠越えなどで登りがあり、
まあ、やっぱり20kmの行程は長い。朝の天気予報で「晴れのち雨」と言っていた
とおり、午後2時を過ぎると急激に雲行きが怪しくなってきた。


アップダウンがたくさんあるのでこまめに休憩を取る。
縦走路にはこんな道標が設置されている。

午後2時過ぎ、逆側から辿ってきた「住職さん」と「大谷乗越し」で再び合流し、
最後のお茶休憩を取ってまた山道へ入った。

30分ぐらいするともうポツンときた。ポツポツぐらいでなんとかもってくれと
願っていたけれど、とうとう本降りになり、カッパを着込む。
下りで滑らないよう「塩尾寺えんびじ」まで慎重に下りて、そのあと車を止めてある場所まで
舗装道を下るのが長かったこと。
固い路面を踏ん張りながら下るのがちょっとつらかった。

カッパを脱いでエルク号に乗り込んだときはほんとにホッとひと息。
濡れた分寒いので早く温泉に浸かりたい。
あ〜ぴょん、有馬温泉は、過去に1度来て泊まったことがある。
ちょうど震災の半年前の夏に、友人のぬかりちゃんと2人で神戸に遊びに来たのだ。
三ノ宮の生田神社のすぐ近くのビジネスホテルで1泊し、翌日、有馬温泉の古い旅館で
1泊して高知に帰った。

約10年ぶりの有馬温泉街は、きれいで大きなホテルが目立ち、やっぱり印象が変わっていた。
自分の記憶なんて当てにならないものなので、以前来たときここは通っていない道なのだろうかと
思いながら車窓から眺めていると、それでも見覚えのある店構えが目に止まり、
ああやっぱりここはあのときのこの場所なんだと気付かされる。

名前もはっきり思い出せないが、泊まった旅館は今も健在なのだろうか。
今回は散策する時間などない。私たちは駐車場のあるかんぽの宿で土色の金泉に入り、
帰路に着いた。

エルク号で今治に到着したのが午後10時半。それからまた車を運転して寒風山越えをする。
真夜中の寒風山越えなどしている車はほとんどない。まあ、たまにトラックとすれ違うぐらいだ。
暗闇の「工事現場の片側通行信号待ち」は、格別に「オツ」なひと時を過ごせる。
前を見ていても横を向いても、闇が不気味で落ち着かない。一定の場所を凝視していると、
見えないものが見えてきそうでイヤなのだ。
そればっかりは、大声で歌っても振り払いきれない恐さだったりする。
まあそれも近頃は、我慢比べをしているつもりできっちり「GO!」サインが出るまで
待てるかどうか頑張ってみたりして楽しんで(?)いる。

そしてこの日、須崎市に帰りついたのは午前1時過ぎだった。

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