たんねある記

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2004年11月28日/大山(1711m)レポ〜

朝7時には朝食をいただき、お世話になったペンションを出発、昨日の朝、
食料を買い込んだコンビニにまた寄って買い足し、大山の登山口へ向かった。

ペンションの外に出た直後は顔を出していた大山の頂は、もうガスがかかって
見えなくなっている。
雨の心配はまずないと思いたいが、寒そうだ。それにひょっとしたら、
上のほうは凍っているかもしれない。念のためアイゼンをザックに詰めていく。

午前7時40分、夏山登山道を登り始める。最初は阿弥陀堂の階段を登っていくが、
土の道に変わっても、山頂までずっと段状の登りが続くということで、
大山登山と言ったらしんどいイメージがあった。

最初は普通の石段を登っていく。

これまであ〜ぴょんは、誘われてもぜひ連れて行ってくれと返事をしたことがなく、
なんとなく今まで登りそびれていた山だった。
実際登ってみると、まあ確かにずっと段々が続く。
が、よく整備されていて足元も広く、登りやすい道だと思った。


登山道の最初は横木の土止めで整備された
ゆる〜い登りです。

が、段々、段差が増してきます。

朝早いというのに下山してくる人もいたり、中にはスパッツ1枚で走るように
私たちを追い越し、あっという間に見えなくなってしまった人もいた。

私たちはゆっくりとだけど着実に登り続け、予定より早く、登り始めてから約40分で
六合目の避難小屋に着いた。
ここは登ってきた方向へ視界も開けていて、晴れていれば眼下に日本海も見える
ようだが、ガスはますます濃くなってくるばかり、うっすらとそれらしき
広がりがわかる程度だった。

 「なかなか渋い避難小屋やろう?」

と言いながら指し示すえちごやさんの指の先を見て、

 「ええ〜!」

なんて狭苦しい入り口の小屋。これぞほんとに「非難小屋」といえるのかもしれないが、
書いてなければトイレと間違いそうな造りで、あ〜ぴょん唖然としてしまった。

六合目非難小屋。
中は覗いてませんけど、
広くはないだろうなあ。

七合目を過ぎ、ますますガスは濃くなっていき、そして、冬枯れの木々の枝に
白いものが目立ち始めた。霧氷だ。

七合目でちょっとだけ休憩。
雨は降っていません。
ちらほら霧氷が見えはじめた。

少しまた休憩していると、私たちを追い越していったスパッツ姿の男性が、もう下山してきた。
飛ぶように下りていく。トレーニングなのだろうが、何往復するつもりだろう。

この辺まで来ると、霧氷はちらほらどころの
騒ぎじゃあ、ありませんでした。

八合目を過ぎるとダイセンキャラボクの群生に圧倒され、しかもその枝にはびっしりと霧氷の花。
「えびの尻尾」と言われる付き方は、風のなせる業か。

こ〜んな感じで、
触るとカサカサと剥がれていきます。        

足元は木道になり、凍っていたら怖いなと思いつつ歩くが、幸いなことにそれほど
凍りついた箇所はなく、登山口から約2時間50分ほどで山頂(弥山)に着いた。

弥山山頂の少し手前。
ダイセンキャラボクは霧氷の花です。
あたりはガスで真っ白!

さっすがに寒く、登頂記念の写真を撮るわずかな間に手が冷えきって痛くて痛くて。
大山頂上小屋に突入してなんとかひと息。お湯を沸かして上着を脱ぐと、
全身から湯気が立ち上がり、みんなでお互い笑い合う。

弥山山頂で記念の1枚。
石標にもびっしりと、これも霧氷?
頂上小屋に入って人心地。
さすがに外でうろうろしてる人はいませんでした。

下山は六合目の非難小屋から「行者コース」を下る。

行者コースへ。
こちらもよく整備されていたけれど、
台風による倒木も目立ちました。

元谷の大堰堤から見上げる大山の北壁は、さながら涸沢のザイティングラードのようだった。
そしてその上に連なる尾根は、ユートピア小屋から天狗ヶ峰、最高峰の剣ヶ峰、
そして弥山へと続く。

北壁がきれいやった。
紅葉のピークのときはもっときれいかも。

弥山から剣ヶ峰への痩せ尾根は、滑落事故のニュースを何度か聞くように、
渡るのは非常に危険で、止められているようだが、逆側の、
ユートピア小屋からなら剣ヶ峰まで行けるということだ。

オレンジのルートが
登った「夏山登山道」
ブルーが下った「行者コース」

大堰堤のある河原から眺めていると、天狗ヶ峰付近の、最初飛び出た木だと思っていたものが、
少しずつ移動していることに気がついた。人が、縦走しているのだ。

 「いつかは行ってみたいのう。」

そんなつぶやきを横で聞きながら、はるか頭上の人影に向かって手を振ってみたりした。
行者コースは大神山神社奥宮へと下り、なっが〜い参道を下って観光街へ無事下山。
あ〜ぴょんの、大山に対する「しんどいイメージ」はすっかり払拭されたのだった。

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